キレイラインで噛み合わせリカバリ体験談
管理人のSENです。
私はキレイライン矯正中を7クールで実施終了し、
現在はリテーナー期間に入っていますが、
噛み合わせが悪くなってしまい現在リカバリ中です。
噛み合わせが悪くなった原因についてはこちらの記事でも詳しく書いていますが
マウスピースの噛み締めが原因で奥歯部分が沈み込んでしまいました。
かみ合わせリカバリの経緯
まず、噛み合わせが悪いと最初に感じたのは3クール目。
その後、5クールでも噛み合わせが治ってこないので心配ツイートしたら、
公式からリプが来てクリニックからお電話をいただきました。
この時点では、
「今はまだ5クールで、矯正途中なので噛み合わせが悪いかもしれませんが、
最終クール時点で噛み合わせはしっかり見ていきます」と言われただけで
特にリカバリ対応がされることはなく、そのまま最終クールを迎えます。
最初にマウスピースカットをしていただいたのが、最終クールである7クールのハードです。
最初は上の歯の奥歯部分だけマウスピースをカットしてもらいました。
その状態で3週間ほど経過して様子を見てみましたが
それでも治らないので、下の歯の奥歯部分(6番・7番部分)もカット&
さらに4番5番部分もスライスして削ってもらいました。
この状態で約3カ月程度過ごしたのですが
感覚として随分戻ってきてはいたものの完ぺきではないな・・
という感じでした。
「でもこれ以上様子をみても、改善しなさそうだな」
と思い
もうリテーナーに入ってしまおうということでリテーナースキャンをとりました。
リテーナについては上下の奥歯部分をカットのみしてもらい
これも3か月ほどつけました。
もう、この頃には、この変な噛み合わせにも慣れてきてしまって、
以前より食事などの影響はなくなってはきたものの、やはり違和感が残っていました。
そんなもやもやの状況の中、クリニックから再び電話があり、
「噛み合わせを診せていただき、リカバリの対応をさせていただきたい」
とお電話がありました。
そこで、噛み合わせ専門?の新しい先生に診てもらったところ、
奥歯2本でしか噛めておらずリカバリが必要との診断を受けます。
そこで、再度4番5番部分もスライスして貰いました。
こちらが、現在の私のマウスピース(リテーナー)です。
4番5番の部分の上側がスライスされて穴が開いている感じが分かりますでしょうか?
以前スライスしてもらった時より、がっつりスライスされていて
マウスピース装着時の違和感があまりなく、噛みしめなくなっていると思います。
改めてかみ合わせリカバリの経緯をまとめてみるとこんな経緯と経過期間になります。
クール | リカバリ内容 | 経過期間 |
---|---|---|
7クールハード | 上の歯奥歯部分をカット | 3週間 |
下の歯奥歯部分をカット&4番5番をスライス | 約3カ月 | |
リテーナー | 上下の歯奥歯部分をカット | 約2カ月 |
4番5番をスライス | 現在ここ |
噛み合わせの変化
上記のようなリカバリ対応のおかげで都度噛み合わせにも変化がありました。
矯正前のかみ合わせが100%だとすると、矯正終了後には40%くらいで、
ほとんど奥歯で噛めなくなりました。
そこからリカバリ状況をまとめるとこんな感じです。
クール | リカバリ内容 | 噛み合わせの状況 |
---|---|---|
7クールソフト | リカバリ開始前 | 約40% |
7クールハード | 上の歯奥歯部分をカット | 約70% |
下の歯奥歯部分をカット&4番5番をスライス | 約80% | |
リテーナー | 上下の歯奥歯部分をカット | 約50% |
4番5番をスライス | 約90% |
これを見てもらってもわかる通り、7クールハードで追加で4番5番をスライスして
戻ってきた噛み合わせが、
上下の歯奥歯部分をカットしたのみのリテーナーを付けたことで
また悪化してしまい、またスライスしたことで戻ってきているという感じです。
噛み合わせ悪化によって耳の聞こえ方にも影響が
私の場合、特に噛みしめが強かったようで、顎全体をも動かすような形になってしまっていました。
下手な絵で伝わるかどうかわかりませんが、
奥歯を強く噛みしめたせいで、奥歯でもっと噛まなくちゃ!と顎の付き方そのものが回転してしまい、
前歯が浮くような形になってしまいました。
そのため、前歯に大きく隙間が空いてしまい、
うどんを食べようとすると前歯の間からスルスルとうどんが抜け落ちてしまい
全然噛み切れないような状態に。
こちらの写真はしっかり噛んでいる状況を下から撮影したものですが
がっつり隙間が空いてしまっています。
これで、噛んでいるんですよ・・・。
そして、顎の回転の影響で実は「耳が聞こえにくくなる・・」という状況にまでなってしまいました。
顎が傾いてしまったことで耳の耳管部分を圧迫してしまい、聞こえなくなりました。
具体的に言うと、飛行機に乗った時に空気圧の変化で耳に空気が詰まったような感覚になりますよね?
あの感じがずっと続くようになってしまったんです。
耳の付け根の部分を強く押していれば、圧迫を押し返せるので
常に、耳の付け根の部分を強く押して生活する羽目に。。。
リカバリ後の現在の状況
耳の聞こえが悪くなったのは、リテーナーの奥歯カットのみの時でしたが、
リカバリ対応をしてもらってすぐに、耳の聞こえにくくなる現象はすっかりなくなりました。
新しい先生になって、4番5番のスライスをがっつりしてもらったことで90%ほど戻ってきたためです。
この時点では、まだ前歯部分に少し隙間がある状態でした。
こちらがその時の写真です。
最初の写真だと、上下の歯の間に隙間があって噛めてないことが分かりますよね。
しかし、リカバリをしてもらったことで、その隙間が徐々に少なくなっていることが分かります。
完全にかみ合わせがもとに戻り、違和感は全くなくなりました。
さいごに
キレイラインを実施して、噛み合わせが悪くなったという声は結構多く聞くような気がします。
今回の記載内容はあくまでも私の事例であって、みんながみんな同じリカバリ方法とは限りません。
少しでも違和感を感じたら、クリニックに相談することをお勧めします。
そして、今回の経験を通して、すごく思ったのが
マウスピースの形は変わっていないはずなのに
奥歯をカットやスライスして削っただけで
こんな短期間に歯が動きまくっているという事!
こんな簡単に歯って動くんですね。
これはリテーナーをしっかりつけていないとあっという間に後戻りしてしまうなと
改めて思いました。
引き続きリテーナー生活頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。