キレイラインで噛み合わせが悪くなった話とその原因
こんにちは。管理人のSENです。
キレイライン矯正中を7クールで実施中です。
私は、キレイラインで噛み合わせが悪くなり、現在そのリカバリ中です。
今回は噛み合わせが悪くなった経緯とその原因についてお話してきます。
以下に詳しく実体験を時系列で書いていきたいと思います。
噛み合わせに違和感を覚える
最初に噛み合わせに違和感を覚えたのは、3クール目あたりでした。
私の場合はもともと上の歯が下の歯より後ろに下がってしまっている状態からスタートしました。
いわゆる反対咬合(受け口)というやつです。
矯正が進んでいくに従って上の歯が下の歯を乗り越えてくる時期がありました。
これがちょうど3クール目あたりでした。
どんな矯正方法においても、
動かしている途中の歯が他の歯に当たって深く噛めなくなり噛み合わせが悪くなります。
私はワイヤー矯正も経験したことがありますので
その現象はよく知っていて、治療が進めば解消される一時的なものということも理解していました。
なので、この時点で深く噛めなくなっていても、特に不安はなく
むしろ矯正がうまく進んでいることによるものと思っていました。
5クールでも噛み合わせが治らず不安に。Twitter公式からメッセージが!
しかし、5クールを過ぎたあたりでもかみ合わせが悪く、
うまく食事が噛めない不便な生活が続いていました。
5クール時点では結構歯並び自体は治りつつあり、
(参照ページ:キレイライン矯正の効果まとめ(経過写真つき))
上の歯が下の歯を完全に乗り越えていましたのでいわゆる矯正中に起こる、
「動かしている途中の歯が他の歯に当たって深く噛めない」現象ではないんじゃないか?
と思い始めました。
また、7クールで終了予定だったので、
「あと2クールしかないのに、本当に噛み合わせは戻るのか?」
と少し不安に思い始め、ツイッターに何気なく投稿したら、キレイライン公式アカウントからリプが来ました。
もちろん、公式アカウントから連絡が来るなどと思っていなかったので、
「え、公式からリプ来るってことはやっぱり噛み合わせやばいのかな・・?」
とまた不安に^^;
クリニック名と氏名を教えてほしいということでしたので、
それをお伝えしたところ
「クリニックへ確認を行いますのでしばらくお待ちください」とのこと。
ここからは余談になりますが、キレイラインって色々と批判も多く見られますが
個人的にはとても満足しているサービスで
公式からのメッセージもとても丁寧だし、
色々と文句も言われて大変だと思うのに、負けずに丁寧に対応しているな~と思います。
数日後、キレイラインからクリニックへ連絡が入った模様でクリニックの先生から直接お電話がありました。
「今はまだ5クールで、矯正途中なので噛み合わせが悪いかもしれませんが、
最終クール時点で噛み合わせはしっかり見ていきます」
という説明でした。
その後、キレイラインからも
、
「クリニックへ連絡をしましたのでご安心ください」
という内容のメッセージもいただけました。
丁寧なお電話をいただけたのでとりあえず安心し、次回の診察を待つことにしました。
最終クールでも噛み合わせが治らない
こちらの写真は矯正前から矯正後の模型です。
矯正後の模型は7クール終了時点の模型です。
矯正前は奥歯がしっかりとかみ合っていてほとんど隙間がないことが分かります。
もちろん食事も違和感なくしっかりと噛むことができていました。
しかし、矯正後の模型を見てみると奥歯に隙間があることが分かります。
模型で見るとほんのわずかな隙間のように見えますが
実際に食事をするときにものすごく噛みずらいというか噛めないので
すりつぶすように動かして食べていました。
このような噛み合わせになった原因が診察時に判明しました。
噛み合わせが悪くなった原因
キレイラインの公式サイトでかみ合わせが悪くなる3つの原因が解説されています。
① 矯正中に、動かしている途中の歯が他の歯に当たって深く噛めなくなる症状。
② マウスピースの厚みによって起こる、臼歯(奥歯)の圧下。
③ 拡大床で広がり過ぎて、または拡大床の当たる場所がズレてしまった事が原因で、歯列が外側に倒れ込んでしまう症状。
です。
私の場合は、この②の原因によってかみ合わせの悪さを引き起こしていたことがわかりました。
噛み締めが強い方で起こりやすく、マウスピースの厚み分、
歯茎方向に力が加わるために引っ込んでしまい、外した時に噛み合わせが悪くなるそうです。
確かに、私はマウスピースを装着しているときにその違和感から
噛みしめてしまう癖があったことを自覚しています。
また、拡大床が一時期しっかりはまっていなかったことがあり
「拡大床をぐっと噛んでしっかりはめてください」という指導があったこともあり
余計に噛みしめてしまう癖がついてしまいました。
それにより、マウスピースの厚み分だけ、歯茎の中に歯が沈んでしまったのです。
確かに上の歯の模型をよく見ると歯茎の位置が随分上に押し上げられています。
これは噛みしめによって歯が引っ込んでしまい、その分下の歯との隙間が空いてしまったようです。
以下公式サイトから引用:
②の症状は、ワイヤー矯正には無い、マウスピース矯正特有の二次的な歯の移動や反作用です。
キレイラインに限らず、すべてのマウスピース矯正で発生します。
症状が認められた場合、使用するマウスピースの臼歯の咬合面をカットします。
または臼歯部分を段階的に切り落とします。
矯正治療は、どんな治療方法でも、最低2年間(できれば夜間はそれ以降も)のリテーナーを使用しないと、
元に戻ってしまいます。
この元に戻る力を利用するリカバリー方法です。
ここに書かれている通り、「マウスピースの臼歯の咬合面をカット」することでリカバリーをすることになりました。
こんな感じで上の歯のマウスピースの奥歯部分をカットしてもらいました。
先生の話では、数日でかみ合わせがもとに戻るとのことで
1週間後に再度診察してもらい、リカバリ状況を見ていただく予定なのですが
先生の言葉通り、その後徐々にかみ合わせが戻ってきました。
現在の経過
かみ合わせは確かに戻ってきたものの
具体的に分かりやすく数字で例えると
仮に、
矯正前のかみ合わせが100%だとすると、
矯正終了後には40%くらい(ほとんど奥歯で噛めなくなり)
マウスピースカットによるリカバリで80%くらい
に戻った感じです。
つまり、現時点では、矯正前よりは咬み合わせは悪くなっている状況です
このまま、リテーナーの型取りもしてしまったので
「かみ合わせ悪くなったけどこのまま終了か・・・」と思っていました。
ところがその後、急展開が。
リテーナー用にと型取りしたスキャン画像を見て
キレイラインから連絡がクリニックにあったそうで、クリニックから電話がかかってきました。
電話の内容は、
「スキャン画像を確認したキレイラインが、
噛み合わせを調整したほうがいいとのことなので来院できますか?」
とのこと。
キレイライン公式で噛み合わせをちゃんと考慮していますって言っているのは
本当だったんだ~・・ととても安心しました。
公式が出している噛み合わせについての見解はこちら↓
噛み合わせに関する当社の見解
次回再度来院して噛み合わせを先生に診てもらう予定です。
この噛み合わせを診てくれる先生は
いつも見てくれている先生ではなく、矯正の専門の先生?のようで
なかなか予定を合わせることができず、少し先の予約になってしまいましたが、
また、診察後にここに追記していきたいと思います。
まとめ
私の噛み合わせが悪くなった経緯とその原因についてお話して来ましたが、
噛みしめ癖がある人は、私のようにかみ合わせが悪くなる可能性があります。
おかしいな?と思った時点でクリニックに相談することをお勧めしますが
今はコロナウイルスの影響でなかなかクリニックに行けない方もいるかもしれません。
私も結局最終クールでの相談になってしまいましたが
全然間に合いましたので、まだ相談できていない人も心配せず行けるときに相談しましょう。
そして、今回改めてリテーナーの重要性についても実感しました。
だって奥歯部分をカットしてもらってたった数日でかみ合わせがもとに戻ってきたのです。
ということはリテーナーをさぼったらあっという間に歯は元に戻ってしまうということです。
これから長いリテーナー生活が始まろうとしていますが、しっかりサボらずに頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。