あなたは知っていますか?アメリカの歯科矯正事情とは!
こんにちは、管理人のSENです。
私がワイヤー矯正ではなくキレイラインを選んだ理由
という記事の中でもご紹介しましたが、
キレイラインを選んだ一つの理由に
「キレイラインは施術する医師の腕に左右されないこと」があります。
シュミレーション(パソコン上で3Dで歯を並べる作業)を
公的な資格を有し歯科治療に従事する歯科技工士が
監修医及び担当歯科医師の指示のもとデザイン行っているからです。
じゃあ、キレイラインの監修医ってどんな人なんだろう・・とふと疑問に思いました。
公式サイトを見てみると
キレイラインの監修医は、
矯正先進国のアメリカで専門トレーニングと臨床経験を積んでいる先生のようです。
28年の矯正歯科治療と、19年のマウスピース矯正歯科治療経験がある、矯正治療の名医
矯正先進国アメリカで、専門のトレーニングと臨床経験を積んだ歯科医師が治療方針を監修
・歯学博士号 取得後米国アリゾナ州ツーソン THE TWEED COURSE 受講
・米国イリノイ州立大学シカゴ校(UIC)
・歯学部歯科矯正学講座 clinical advanced program 入学(卒業)
そこで今回は、アメリカの歯列矯正事情について色々と調べてみたのでご参考にしてください。
アメリカはなぜ矯正治療や歯並びに対する意識が高い
アメリカ人は日本人に比べて、矯正治療や歯並びに対する意識が高いです。。
なぜなら、アメリカでは、歯が汚い人=だらしない人という印象があり、
歯並びは身だしなみとしてとらえられているからです。
歯が汚いと自己管理ができない人とみなされ、ビジネスで不利になってしまいます。
ビジネスだけでなく恋愛においても歯並びがキレイな人のほうが有利と考えられています。
それほどアメリカでは歯並びや歯の白さが重視されているのです。
しかし日本人は今でも八重歯がかわいいという方がいて、
八重歯にして下さいと希望される方もいるそうです。
しかし、アメリカでは、八重歯は、ドラキュラを想像してしまい、
悪い歯並びと認識されてしまったり
歯が汚い人=だらしない人という印象があるため、
日本よりも歯列矯正に対する意識は高いです。
そんなアメリカでは矯正はステータス、良いことという認識が根付いているので、
見た目を気にする人が少なく、裏側矯正は一般的ではありません。
日本では、歯列矯正中の見た目を気にして
裏側矯正を希望する人がいる時点でそもそも意識が全然違いますよね。
また、アメリカでは、矯正治療は学校での教育と同じような感覚で行われるようで、
歯並びが悪く矯正治療もしていないと、
その家の教養がなっていない、
あるいは育ちが悪いとみなされてしまいます。
子供に矯正歯科治療を受けさせることは親の大切な務めであり、
教養ある家庭では当たり前のことなので
歯列矯正をしている子供が見た目が悪いからと揶揄されるなんてことも全くありません。
そのため、小さいころから矯正をする子も多く、
歯並びに対する意識が高いのです。
アメリカの歯科矯正技術とは?
アメリカでは、ワイヤーをつけて行う矯正以外に、
透明なマウスピースで目立たないように矯正ができるマウスピース矯正もかなり一般的です。
マウスピース矯正で有名なインビザラインもアメリカからの技術ですよね。
アメリカの学会では、マウスピース矯正がワイヤー矯正よりも主軸になっているほどで
マウスピース矯正自体は20年ほど歴史があるそうです。
日本の歯科治療はアメリカに対して遅れているため、
マウスピース矯正の認知は30%ほどと言われています。
日本では、歯列矯正自体があまり一般的ではなかったため、
マウスピース矯正自体も最近になってやっと一般的に知られるようになってきました。
参考記事:こんなにたくさんあったの?!国内で受けられるマウスピース矯正10種類を紹介
さらに驚くことに、
アメリカではかなりメジャーなサービスに
歯医者さんに行くことなく自宅で取った歯型を郵送でメーカーに送り、
マウスピースを作成してくれるというものまであります。
型取りセットを申し込みと、型取りキットが送られてくるのでそれを使い、家で型取りします。(ぶにゅーとスライムみたいなやつ)
それを郵送で送るとシミュレーション検査やチェック・分析して
治療前・治療後の画像データや、治療期間などの詳細を連絡してくれ、
アライナー一式とケース、その他必要な付属品が送られてきます。
あとはそれを送られてくる通りに着用していくだけです。
このサービスのお値段は約20万円ほどのようです。
歯医者に全く行かずに歯列矯正ができてしまうなんですごいですね。
キレイラインでは、歯型撮りを3Dスキャンカメラで歯医者さんが取ってくれるので、
歯型は正確に取ってくれると思いますのでその点は安心です。
こんなサービスが存在するほどアメリカの歯科矯正技術は進んでいるし、
一般的なんですね。
アメリカの歯科矯正は保険が効く?
日本では虫歯や歯周病とちがい、
歯並びを改善する矯正治療は病気として扱われないため保険がきかないことがほとんどです。
生まれつき歯や骨に異常がある「先天異常」の場合、
またはあごの変形が原因となって噛みあわせがうまくいかない
「顎変形症(がくへんけいしょう)」の場合などに保険が適応となりますが、
基本的には矯正は自費治療と考えておいたほうがいいです。
しかし、全てではありませんが、アメリカでは矯正に保険がきくこともあります。
保険は50%ほどをカバーしてくれるところが多く、断然日本より安いです。
このことも歯列矯正が一般的である一つの大きな要因だと思います。
少なくとも日本よりはかなりお安く歯科矯正ができるのは事実です。
まとめ
ここまで、アメリカの矯正治療の事情をご紹介してきました。
アメリカに比べ、日本ではまだまだ歯並びに対しての関心が低いですし、
歯列矯正が一般的ではありません。
矯正が自費で高いという理由もあるかもしれませんが、
矯正装置が目立って恥ずかしいという理由もあると思います。
しかし、徐々に日本でもマウスピース矯正が一般的になりつつあります。
今は、キレイラインも「新しい技術」という認識が強いので、
サービスに対して不安がある方も多いように思いますが
マウスピース矯正がもっと一般的になっていき、その意識も変わっていくといいなと思います。