キレイライン体験ブログ

キレイライン矯正って広告通りの費用と期間で収まるのか検証！

一般的な歯列矯正の相場は100万円前後がほとんどなのに
たった２万円で始められるというのが宣伝文句の「キレイライン矯正」

でも実際にはキレイライン矯正は「２万円ではありません！」

マウスピースの単価が４万円（初回だけ２万円）なんです。


これは公式サイトにも明記されていて、実際には１回のマウスピ
ースだけで矯正が完了することはありませんので
４万円のマウスピースを何クールか購入していきますので トータルの平均価格は10万円～30万円と書いてあります。

そして、もう一つの大きなメリットとしてあげられてのが
矯正期間が3か月～10か月で終わるという短期間であることです。

※2020年1月6日時点で公式サイトから5カ月～1年3か月に変更するというお知らせがありました。

これについてはこちらの記事でも紹介している通り、
マウスピースの着用期間自体は保定期間を含めると２年以上かかることを解説していましたが
参考記事：ほとんどの人か勘違いをしているキレイライン矯正にかかる本当の期間
実際の矯正期間は、平均を取ったら本当に3か月～10か月で終わるのか？

ということで、100名の方にアンケートを取りました。

さて、結果はいかに・・・。

2019/12/15　記載

100人に聞いた！広告通りの費用と期間で収まるのか

今回実際に、キレイライン矯正を受けている方に
広告でうたっている平均総額10万～30万円
＆期間も3か月～10か月で終わっている人がどのくらいいるのか？
アンケートが実施されました。
（アンケートはツイッター上で行われており、アンケート実施者様には掲載許可を取っています）
アンケート質問内容：

キレイラインって本当に平均増額10～30万で期間も3か月～10か月で終わっている人いるのかな？

逆に↑の条件で終わっている人いなくない？参考に集計させて。

上記条件におさまっているorおさまっていない


その結果はこちら！！！！！


なんと
８割近い人が平均総額10万～30万円＆期間も3か月～10か月で収まっていないという 衝撃の結果に！

これには正直驚きましたが、私自身が7回コースなのに
ギリ収まっていないので10回コースの人は絶対収まっていないよな・・とうすうす感じではいたので
やっぱりな・・という感想でした。

よくよく考えたら平均値なのに10万～30万っておかしくないですか（笑）

平均値でなぜ20万円も幅があるの？っていうね。

では、なぜキレイラインの広告では平均総額10万～30万円＆期間も3か月～10か月と書いてあるのか。

私なりにその理由と原因を考察してみました

なぜ収まっていないのか考察

キレイラインの広告では、平均総額10万～30万円、矯正期間が3か月～10か月と表示されていますが
実際には８割近い人がこの範囲内に収まっていません。

一体この差は何のか、私なりにその理由を考察してみました。

金額の相違についての考察①～平均値の出し方～

まず、金額についてです。

キレイラインは１クール４万円からはじめられて満足した時点で辞められるシステムです。

仮に各クールで終了する人が等しくいたと仮定します。

金額の相違の理由その②～拡大装置の金額が入っていない問題～

そして、もう一つ大きな原因があると考えます。

それは、広告で謳っている金額の中に拡大装置の金額が入っていないことも
金額の相違の大きな要因であると思っています。

拡大装置は、歯と歯の間に隙間をつくりその隙間を利用して歯を並べていくための装置で
歯が並んでいるスペースが足りない人に使用されますが
多くの方が拡大装置を併用されているように思います。

参考記事：拡大装置について詳しく解説

拡大装置は、片顎につき４万円で両顎使うと８万円かかります。

おそらくですが、この金額分が広告で謳っている金額の中には入っていないので
最初にあったアンケートのように８割以上の人が平均総額におさまっていないという結果になったのだと思います。

中度な人に対応する５～７クールまでの平均値は２４万円ですが、
拡大装置を併用している人はプラス８万円なので
３１万円で、オーバーします。

期間の相違の理由

では、次に期間の相違についてです。

3か月～10か月とうたっているわけですが、
実際にかかる期間はこちらの記事でも紹介している通り
参考記事：ほとんどの人か勘違いをしているキレイライン矯正にかかる本当の期間

拡大装置ありの場合だと

・約５ヶ月（４クールの場合）
・約９ヶ月（７クールの場合）
・約１年１ヶ月（１０クールの場合）
拡大装置なしの場合だと
・約４ヶ月半（４クールの場合）
・約８ヶ月（７クールの場合）
・約１年（１０クールの場合）
くらいです。

これだけ見ると、まあまあそんなに広告と相違はないように見えますが
では、なぜ８割以上の人が3か月～10か月におさまっていないのでしょうか？

その要因は３つ考えられます。

１つはゴールデンウィークやお盆休みや年末休暇が考慮されいないこと

２つ目は予約が毎回最短日程で取れる前提になっていること

３つ目はマウスピースの製造が２週間から３週間に伸びたこと

です。

広告で謳っている期間の中に長期休暇については入っていないと考えられます。

でも実際に治療をしていく過程では必ず長期休暇を挟みます。

長期休暇中はマウスピースの製造もされませんのでその分治療期間は伸びます。

また、歯医者さんの予約が希望日に取れなかったり、 せっかく予約していたのに都合で行けなくなったりすることもあります。

特に今キレイラインの予約は殺到しているようで、人気の医院では希望日に予約が取れないことも考えられます。

そして、キレイライン尾サービス開始当初は１、２週間という短期間で作成できていたようですが、
現在は患者数が増えて、マウスピース作成が追いついていないようで３週間はかかります。

また今も患者数が増加しているようなので、この３週間も今後伸びてくる可能性は大いにあります。

こういった要因から、
最初にあったアンケートのように８割以上の人が平均期間におさまっていないという結果になったのだと思います。

※2020年1月6日時点で公式サイトから5カ月～1年3か月に変更するというお知らせがありました。

この期間であれば、実情とそんなに相違がないように思いますので、現在は期間については実態に合っていると思います。

結論

いかがでしたでしょうか？
平均総額10万～30万円＆期間も3～10か月で終わる人は２割しかいない！という事実と
その理由について考察してきました。

とはいっても、私の場合でいうと
７クールセット、拡大装置併用パターンで
初診日が7/19～矯正終了日は翌年4/28（の予定でしたがコロナの影響で5月中旬になりそう）、 矯正期間は約９カ月、費用は317,890円です。

費用は若干オーバーしていますが消費税を抜けば294,342円なので、広告で謳っている範囲内で一応収まっていますし

他の歯列矯正（ワイヤー矯正やインビザラインなど）と比較すれば、かなりお値打ちな価格で矯正ができますし、
メリットも多いです。

ワイヤー矯正も経験している身としては、キレイラインのサービスはとてもいいサービスだと思っています。

あまり広告で謳っている費用や金額を信じすぎて
４万なら・・５か月なら・・・と思って始めると「実際は全然違った！」となりますので

上限の３０万なら・・・１年３か月なら・・・と思っておいたほうがいいと思います（笑）