キレイライン体験ブログ

キレイライン矯正の拡大装置について詳しく解説

低価格、短期間で歯列矯正ができるとSNS広告で話題の「キレイライン」
まだサービスが開始されたからの歴史が浅く あまり有益な情報がまだありません。

公式サイトも改善を重ねているものの、なんとなく怪しさがあり(笑)
私自身も最初は半信半疑でしたが、
初回の費用が安く、気軽に始められそうだったこともあり
まあ「最悪戻らなくてもこの金額ならいいか」くらいの気持ちで始めました。

管理人は、小学生のときに一般的な歯科矯正をしています。

ワイヤー矯正も経験しているからこそわかるマウスピース矯正について
お伝えできると思います。

このブログでは私のキレイライン矯正の体験談に基づいたリアルな口コミと
公式サイト等から得た情報についてまとめていきます。
ちなにみ私は、7回コース+拡大装置(上下)を実施中です。

キレイライン矯正を進める中で、場合によっては
「拡大装置」というものを併用することを進められます。

特許出願中の新しい技術ということもあって、非常に情報が少ないですが
私が調べる限りでは、半数以上の人が拡大装置を使っているように思います。

私自身、キレイラインについてすごく調べてましたが
拡大装置については、初回の診察時に初めて知りました。

そのくらい情報が少ないです。

このページでは、出来る限り拡大装置について詳しくお伝えできればと思います。

2019/09/01更新

拡大装置とは何か

正式名称は「歯列拡大装置」というそうです。

略称で「拡大床」とも言われています。

特にキレイラインで使用されているものは「緩徐拡大装置」というもので、
特許出願中とのこと。

歯列拡大装置はアライナー(マウスピース)とあわせて装着することで、
通常よりも早く歯を動かすためのスペースを作ることが出来る装置です。

装置のネジを回転することにより、歯列が横へ少しずつ広がります。

歯列が拡大されるに従い、歯と歯の間に隙間が生じてきます。

その隙間を利用して歯を並べていきます。

これが実際の私が使用している拡大装置の写真です。

どんな人に使用されるのか

上記で述べたとおり歯と歯の間に隙間をつくりその隙間を利用して歯を並べていくための装置です。

なので、拡大装置が必要な人というのは、歯が並んでいるスペースが足りなくて
歯が前後にでこぼこしているような人に使われるようです。

なので、すきっ歯の人など、元々隙間がある人は使われないと思われます。

歯並びが悪いと悩んでいる人の多くは
歯が前後にでこぼこしているという悩みが多いと思いますので
私の調べでは多くの方が拡大装置を併用されているように思います。

拡大装置にリスクはないの?

拡大装置と聞くと、
「顎が広がってしまうのでは?」
「顔が大きく見える?」
「口元が前に出る可能性は?」
と思うかもしれませんが、
キレイラインで使用している拡大装置は
固定して顎骨自体を広げる「急速拡大装置」ではなく、
取り外し可能で歯を移動させる「緩徐拡大装置」というものです。

顎骨自体は変えず、歯を1~3mm横方向のみに広げるため、口元が前に出ることがなく
ほほ肉で隠れて見た目ではほとんど変化がわからないようです。

拡大装置は上下使用したほうがよい?

拡大装置をつけると歯列が横へ少しずつ広がります。

拡大装置は上下別々につけることが出来ますが
上だけ拡大装置をつけると、上の歯列だけが横へ広がり
噛み合わせが悪くなる可能性もあります。

もちろん、拡大装置をどのように使用するのかは
歯医者さんが判断してくれますが、もし片顎だけの拡大装置をつけるという場合には
かみ合わせが問題ないかを確認しましょう。

また、上下とも拡大装置が渡されているのに
片側しかつけていないとかみ合わせに支障が出る可能性がありますので
自己判断せずに歯医者さんに確認してみましょう。

拡大装置を使っても隙間が出来ない場合

拡大装置を使っても歯の隙間ができなくて歯を並べるスペースが出来ない場合は
歯を削って隙間を作るしかありません。

歯は一度削ると二度と戻りません。

また、歯を削りすぎると知覚過敏になるなどデメリットもあります。

私の通っている歯医者さんに確認したところ
「極力歯を削らずにいきたいので、拡大装置を使用している」とのこと。

ですので、拡大装置をきちんとつけて歯を広げないと
隙間ができていないと判断され、歯を削られる可能性があります。

(もちろん、削る場合には事前に確認されると思いますが)
拡大装置は8時間以上装着するように言われますので
きちんとその時間装着し、極力歯を削らないようにしたいものです。

拡大装置の値段

拡大装置の値段ついては以前は3万円のクリニックと4万円のクリニックが混在していましたが
現在は公式サイトによると4万円に統一されているようです。

ちなみに管理人は2019年6月時点での契約でしたので3万円でしたが
現在は、管理人のお世話になっているクリニックでも4万円になっています。

片顎に1万違うと、両顎で2万円も差がありますので結構違いますよね。

拡大装置の保存方法

乾燥すると変形してしまうそうなので必ずケースにいれて保管してください

拡大装置をいれる専用のケースを100円で購入できるとのことでしたが
別にケースは何でもいいとのことでしたので
自宅にあるケースで代用することにしたので
私は購入しませんでした。

(院で売っていたケースも何の変哲もないケースで
大きさもおき場所に困るなと思うくらいの微妙な大きさでしたので。)

拡大装置の洗浄方法

拡大床の洗浄方法は、マウスピースと一緒です。

洗浄方法については、こちらのページにも詳しくまとめていますので参考にしてください。

基本的には、洗浄剤や超音波洗浄機などを使用してOKです。

拡大装置の使い方

基本的に拡大装置は8時間以上の使用をする必要があります。

では、実際の拡大装置の使い方について説明します。

拡大装置は真ん中についている器具を少しづつ回転することで
プラスチック部分が広がっていき、
それによって歯を少しずつ広げていきます。

拡大装置の回転方法は非常にアナログでシンプルです。


このような付属品をもらえます。

拡大装置の真ん中に小さな穴が開いています。

ここに、先ほどの付属品を指します。

こんな感じです。



そして黄色い矢印があるのがわかりますでしょうか?

この矢印の方向に[てこの原理」をつかって回していきます。

そうすると、拡大装置が広がっていきます。

約45度まわすとまた次の小さな穴が出てきますのでそこで止めます。

翌週にまた約45度回すという形で繰り返していきます。

ここで注意していただきたいのが、
この約45度回し次の小さな穴が出てきたところまでを「1回転」と呼んでいます。

1回転と言われると、普通の意味だと360度って勘違いしてしまいそうですよね。

そうではなく、キレイラインの拡大床の1回転は45度です。

そして拡大床を1回転すると約0.2mm広がっていきます。

ほとんどの人が1週間に1回転するように言われていると思いますので
1週間で0.2mm広げていくのです。

拡大床を何週間つけるのかは、人によって違います。

例えば私の歯並びの場合は、1クールの間に1mmずつ広げていかないと
歯をきれいに並べるだけのスペースができないので
5週間つけて次のクールへ進むように指示がありました。

例えば1クールにつき0.8mmで済む人であれば、4週間後に次クールへ進むように言われていると思います。

いかがでしたでしょうか?
拡大装置については、まだまだ情報が少ないので、
今後も情報を更新していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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管理人について

名前:SEN
年齢:30代
性別:女
キレイライン矯正をしています。
7回セット+拡大床です。
私はワイヤー矯正の経験もあり
このサイトでは主に私の体験について
まとめています。
キレイラインはまだサービスが開始されたからの歴史が浅く
あまり有益な情報がないので少しでも参考になればと思います。
管理人のリアルな日常記録は下のTwitterに記録しています。